エル・ジェムの円形闘技場
エル・ジェムの円形闘技場は、アフリカ最大級のローマ遺跡で、1979年にユネスコ世界遺産に登録されました。約3万5千人を収容したとされる観客席の上段からアリーナを見下ろし、剣闘士が控えたアリーナ地下の通路を歩けます。スースやスファックスから日帰りで訪れられる、ローマ時代のチュニジアを象徴する見学体験です。

円形闘技場の見どころ
エル・ジェムの円形闘技場は、ローマ本国のコロッセウム、イタリア・カプアの闘技場に次ぐ規模で、「チュニジアのコロッセオ」とも呼ばれます。三層に積み上がったアーチの外壁、観客席、そしてアリーナ地下の通路まで、当時の姿を色濃く残しています。
見学のハイライトは、観客席の上段から闘技場全体を見渡す眺めと、剣闘士や猛獣が出番を待ったアリーナ地下の通路です。石段を上ると、二千年近く前にこの場所を満たした歓声が想像できます。
見学のポイント
夏場は日差しが非常に強く日陰が少ないため、朝いちばんの見学がおすすめです。帽子と飲み水を忘れずに。徒歩圏内のエル・ジェム考古学博物館には、この地域で出土した精緻なローマ・モザイクが展示されており、円形闘技場とあわせて訪れると理解が深まります。
毎年夏には、この円形闘技場を舞台にクラシック音楽祭(エル・ジェム国際交響楽音楽祭)が開かれ、遺跡ならではの音響と雰囲気を楽しめます。
実用情報
- 入場料:大人 約12ディナール(TND)=約600円。円形闘技場と考古学博物館の共通券(2024年時点、料金改定あり)。
- 開館時間:夏期はおおむね 8:00〜19:00、冬期は 8:00〜17:00 頃(時期により変動)。
- 所要時間:円形闘技場と考古学博物館で半日ほど。
- アクセス:スースから列車で約1時間、スファックスから約45分。乗合タクシー(ルアージュ)も利用できます。駅・中心部から闘技場までは徒歩圏内です。
(2026年更新)アリーナの中央に立つと、観客席が壁のように立ち上がり、かつての歓声が想像できます。地下通路はひんやりとして舞台裏の空気を感じられ、写真は午前中の斜光が最も美しく撮れます。
目的地
エル・ジェムテーマ
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